CDの衰退と、それに代わった音楽ストリーミングサービス

CDの衰退と、それに代わった音楽ストリーミングサービス

現在までに近年圧倒的スピードで成長するストリーミング業界

日本だけでもSpotifyを筆頭にApple Music, AWA, Youtube Music、LINE Music, Amazon Music,など様々なストリーミングサービスが展開されている。

それと反比例するかのようにCDの売り上げが下がってきている。

データ会社のBazzAngleが出した、音楽の消費量をわかりやすく示したグラフがある。

オンデマンドストリーミングが圧倒的なシェアを誇っている一方で、CDのセールスは下がっており、需要も少ないことがわかる。

現在このデータの統計が取られたアメリカでは、なんと人口の77%がオンラインストリーミングサービスを使って音楽を聴いているようだ。

一体何が、この急速なストリーミングサービスの成長を促したのだろう。

答えは2007年のIphoneを代表したスマートフォンの普及だと考える。

2007年以前は基本的に音楽プレーヤーとケータイは別々のものとして、その二つの間には圧倒的な差があった。

しかし、音楽再生プレーヤーの大御所であるAppleが音楽プレーヤーと遜色のない機能を持つスマートフォンを登場させた。そして現在までに、日本人のケータイ所有率は80%になっている。その中の殆どが音楽プレーヤーと遜色のないケータイを持っているのである。

しかしこれだけではまだ少し説明不足だ。オンラインストリーミングとCDやダウンロード楽曲の一番の違いは、多様性にある。どういうことかというと、聴き放題という仕組みを使って、ユーザーに新たな音楽感を提供し、ユーザーの触れる音楽を多くすることができるということだ。

CDやダウンロードだと、自分が気に入った曲しか聞くことはないだろう。自分が全く興味もない曲にお金は払いたくないというのが本心だと思う。このユーザーのニーズに応えたのがストリーミングサービスなのだ。

こうしたユーザーのニーズに応えたストリーミングサービスは、スマートフォンの所有率の高さも相まって、爆発的にヒットした。

CDが衰退した理由は、ニーズの競争に負けたということだが、環境問題も関わってくるのだろう。少しでも今ある資源を残そうとする、現在社会において、少なからず影響があったことは間違いない。

一言で言うならば「時代の流れ」なのかもしれない。

個人的な意見を言うと、現在のユーザーはCDの価値を知らないのだろう。

筆者が子供の頃は、音楽を聴くためにはCDからと言うのが基本だった。それ以外に手段も特になかったのである。

そして音楽が好きだった私は、お金を貯め洋楽のCDを買った。そのCDの袋を開け、付属のブックレットを読みこんで、お気に入りのプレーヤーで再生する。この一連の流れがたまらなく幸せだったのだ。

音楽が鳴り始めるまでのワクワク感と、鳴り始めてからの感動。そういった思い出をCDに閉じ込めて、棚に飾る。

CDの存在価値とはそこにあると思う。

しかし現在の子供などは、ケータイで好きな歌になんでもアクセスでき、それが当たり前の世の中なのだ。

彼らにとってもちろん音楽は聴くものであり、集めるものではない。ならばストリーミングサービスを利用するのが妥当ではないだろうか。

個人的にはCDの売り上げを伸ばすためには、CDの「かっこよさ」を伝えることが大事なのではないkと考えている。

筆者:松田泰志 

Quoted from BazzAngle

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