NBAこと19歳のモンスターラッパー、Youngboy Never Broke Again

NBAこと19歳のモンスターラッパー、Youngboy Never Broke Again

 

 

Youngboy Never Broke Againはルイジアナ州バトン・ルージュ出身のラッパーである。

19歳でありながら今アメリカンHIPHOPで欠かせない逸材だ。

今回は今後のHIPHOP界を間違いなく牽引していくことになるだろう彼にスポットライトを当てていこう。

 

拘留所での作曲活動

彼の父親が懲役55年の判決を言い渡されたことがきっかけで、彼は生まれてから、幼少期のほとんどの期間を母方の祖母によって育てられた。

繊細な幼少期に過酷な環境下にあったYoungboyは、中学3年生の時異例の中退となって、母親に音楽に専念したいと伝えた。幼少期の頃からHIPHOPに対しての興味があって、音楽の道を志すも引ったくりをしてしまい拘留所に入れられてしまう。

しかし彼は、拘留所内で自分の人生を振り返り作詞を始めることになった。

 

ヒットまでの道のり

本格的な作曲活動は14歳の頃だった。アメリカ最大手のスーパーマーケットのWalmartで買ったマイクを握りしめて作曲を始めた。初めてリリースした曲が「Life Before Fame」である。

この曲をリリース後、流れるように勢いづいたYoungboyはトラックリストのMind of a Menace(Mind of a Menace のPart2も公開されている)とBefore I Goをリリース

 

この頃驚くほどの人気とはいかなかったが、HIPHOP界隈ではYoungboyの実力の高さが知られるようになっていた。

しかし2016年ドライブシューティング(車越しに発砲すること)による殺人の疑いがかかったことによって、逮捕されることなる。

Yopungboyの原点は勾留所から始まったが、今回も刑務所のなかで曲を生み出すこととなったのだ。

Mind Of MenaceのPart3とBefore I Goの続編となるReloadedを発表した。

HIPHOP人生の転機

2017年に解放された、Youngboyに最大の転機が訪れた。

そのきっかけとなった曲が「41」である。

実はこのMVビデオにはHIPHOP界での大物たちがカメオ出演を果たしている。

その大物たちとは21 Savage、Young Thug、Meek Mill、Yo Gotti、Boosie Badazzである。

この曲でYoungboyの名前が一気にHIPHOP界隈で話題になり、彼の転機となった。

 

それから現在にかけて様々なヒット曲を生み出している。

2018年の一月にリリースされた「Outside Today」は今や彼の代表曲となっており、ビルボードのヒットチャートにも食い込み、Youtube場でも一億回を超える再生回数を誇っている。

そして2月にもまた逮捕されてしまうのだが、彼にとってはMixtapeを製作する機会だったのかもしれない、新曲を出すと約束し、刑務所へと足を運んだ。

逮捕後から現在にかけて流れるようにヒット曲が連発した。

Through The Storm、Overdose, Genieこの三曲はどうしても外せない

 

ティーン世代のリアル

彼の曲が人気な理由というのは、19歳である彼の人生の生々しさが曲に現れているからだ。

HIPHOPではリアルが大切で、海外の犯罪に手を出さざるを得ない子供達、ドラッグやギャングに手を出さざるを得ない環境、そのリアルな現状を19歳の少年がラップを通して伝えているのだ。

もとよりHIPHOPとギャング、犯罪というのはどうしても切っても切れない関係がある。

なぜならHIPHOPというのは貧困な環境下でも自分を表現できるもの、いわばリアルな現状を伝えるツールでもあるからだ。

そんなティーン世代の彼が歩んできた現実は、同世代にとっても衝撃的で共感を呼ぶのだろう。

 

最後に

彼の作り込まれたトラックとリズム感のあるラップの技術はベテランラッパーからも一目置かれている。

14歳で作曲を始め、たった5年間でHIPHOP界を盛り上げる中心人物になってしまった彼のこれからの活躍は計り知れない。ラッパーの中でも最年少の彼は、間違いなくこれからのHIPHOP界を牽引していく存在になるだろう。

現在破竹の勢いで成長しているHIPHOP業界の新世代の代表として、今後現れる新世代たちを引っ張る存在になること間違いない。

 

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