なぜ電話番号? 大人気ラッパーLogic(ロジック)が、曲のタイトルに込めた熱い思いとは。

なぜ電話番号? 大人気ラッパーLogic(ロジック)が、曲のタイトルに込めた熱い思いとは。

曲のタイトルに電話番号を使用するアーティストが過去に居ただろうか?

今回はこの変わったタイトルにLogic(ロジック)が秘めた思いを紹介しよう

Logicはアメリカ出身のラッパーで、彼が去年リリースした曲『1-800-273-8255
』は、世界に衝撃を与えた。

 

日本に住んでいる方は、この数字の羅列を見ても、パッと来ないかもしれないが、これは、アメリカで用いられている電話番号の形式である。

そして、この電話番号は国際自殺予防相談センターの電話番号である。

なぜ、この曲を作るに至ったのか。

Logicは、Geniusのインタビューでこう答えている。

ランダムにファン達に会いに行ったとき、皆がこう言ったんだ“君の歌に命を救われたよ”“君が僕の命を救ったんだ”

って。そのときは、本当にありがとう、嬉しいよって言ってハグをしたんだけど。心の中では“何言ってるんだ?”と思ったけど、ファン達は皆真剣だったんだ。本当は“誰の命も助けようとしたことはないよ”って思っていた。でもその時分かったんだ“俺がアーティストとして、声を使って出来ること。今まで誰の事も助けようとしたことはない、でももし、そうしていたらどうなったんだろう。”ってね

Logicが与えた影響

Logicが、この曲を公表した日『国際自殺予防相談センター』への問い合わせは4500件を越えた。

今まで、この電話番号は世間で浸透していなかった。しかしLogicが取り上げたことで、彼のファン、そしてその知り合いへ、瞬く間に世界に広がっていった。

そして、世界に放送されているMTVのライブパフォーマンスは、世界中の人々を感動させ、勇気づけた。

最後に、このライブの最後でLogicが残した言葉を紹介したい。

今日は、ほとんどのメディアが話したがらないことを話す機会をくれて皆ありがとう。精神病、不安なこと、自殺、鬱病、他にもこのアルバムで訴えていること。人種や性別間の差別、そしてDV、性暴力、他にも色々ある。

君が黒人だろうが白人だろうが、どんな人種だろうが、そんなのどうだっていい。クリスチャンかムスリムか、ゲイかストレートなのか、それも俺には関係ない。

俺は今日、皆の平等の為、戦いにやって来た。なぜなら、俺達は皆平等だって信じてるから。

でも今世界はそうじゃない。だから俺達は戦わないといけないんだ。人種、宗教、性別、何を信じるか、そんなの関係ない、全人類のために戦うんだ。

今日この場で、もし俺のメッセージと今日の平和と愛、ポジティブさと平等性のレッスンに共感してくれるなら、立ち上がって拍手を頼むよ。

自分達のためだけじゃない、これから生まれてくる子供達のために。

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